ハルカトミユキ、そして暗さについて
ハルカトミユキ、ベストアルバム出していたんですね。知らなかった。久しく聴いていなくて、さっきYouTubeのオススメに出てきたこの動画
を観て聴いて、そういえばApple Musicに入れてないじゃんと思って。検索したらベストアルバムがそこにはあった。秒で落とした。サブスク万歳。
ハルカトミユキを初めて聴いたのはいつだったかな。確かおととし?高3とかだった気がする。カラオケで歌って親友に「杏露酒ってほんとそういう曲好きだよね」といわれた記憶がある。
スケール感がすごいな~~って思った記憶。以降YouTubeにあがっているのをちょこちょこ聴く程度に好きだった。
ハルカトミユキの楽曲に共通しているのは、仄暗さだと思う。
歌詞から漂う暗さ。励ますような曲であったとしても明るさに100振り切ったりはしない。しかしサウンドは暗さに振り切らない。しかし決して軽快ではなく重い。奥行きを感じる楽曲に仕上がっている。
そんな感想をベストアルバムを通して抱いた。好きだ。もっと聴こう、と思った。
私は、どこか暗いところがある人が好きだ。
という話を、担当のカウンセラーさんとした。大学に設置されている無料のカウンセリング室みたいなところで、2週間に1度カウンセリングを受けている。無料とは思えないほど親身に話を聞いてくださる(ように感じさせるのがうまいのか?)。
私の通っている大学は総合大学で、心理学も専門的に学ぶことができる。というか、私はそこを専攻している学生である。心理学徒にメンヘラ(語彙力不足)が多いのは本当だと思う。メンヘラというか、それこそ暗さを持つ人が多いというか。
「あなたの言う暗いってやつは、なんなの?」
そう訊かれて、私は言葉に詰まった。ただ漠然と「わたしは暗い人です」と言ってきたし、暗い人が好きだといってきたが、暗いってなんだ?
一応そこで出た結論としては、「自分の生に自覚的な人」というものだった。いるじゃないですか、自分が生きているということに無自覚である(ように見える)人。どうも苦手です。なぜそう大手をふるって堂々と生きていられるのか。何の疑問も持たずに生きているのか。
逆に自分が生きているということに対して問い続けている人が好きです。とっても生きづらそうだけれど。健康的な範疇で頼む。
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