怠惰

怠惰である自分が嫌いという怠惰を。

初めての「先が見えない」という体験について

内定がない。びっくりするぐらいない。つまり、1年後の私がどこで何をしているか、皆目見当もつかないということだ。

今まで高校受験や大学受験は経験してきた。しかしそれらに関しては絶対的な合格への自信や、失敗したとしても実家で生活できるだろうという見通しがあった。しかし今回はない。見通しが全く立っていない。

コロナの関係で延期になってしまった選考はあるが、第一志望の企業にいまだエントリーシートすら出せていない。

 

私が働きたいと思っている企業の選考には、締切がない。通年採用を行っているからだ。それが災いして、私はまだエントリーすらできていない。友達(就活は終わっている)に添削を頼み、ああでもないこうでもないと色々試し、自分の力不足を痛感する毎日。

エントリーを完了するまで、不安感がぬぐえない。夜眠る前にも就活が頭をよぎる。もし全社からお祈りされたら......

私一人で生きていく分にはフリーターとしてアルバイトをして生きていけるが、親二人分を養うのには心もとない。私は一人っ子なので、両親の面倒を見なくてはいけない。そうなると、やはり正社員として雇用してもらわないと困る。

とか云々考えているうちに、夜中の3時になっている。そして昼まで眠る。

 

そんな生活を繰り返していたら、自律神経がやられてしまった。

何もなくても常に悲しくて涙が出てくる。食欲は全くないか以上にあるかの二択だ。中間はない。じっとしていると体がかゆくなってくる。人へのあたりがきつくなる。夜眠れなくなる。

これから卒論の構想発表会があるのに、何もやる気が出ない。なのに涙はぼろぼろ出てくる。カウンセリングを受けたいがこのご時世、外に出るのもはばかられる。

人は未来が見えないとこんなにも不安になるのだと改めて感じた。早く来年からの居場所を確定させたい。

 

内定がない同志へ、生活リズムだけは崩さないようにしようね。