勉強不足
2月になった。
最近はおかげさまで忙しくて、学生の本分である勉強をしっかりできている感がある。ただそれは勉強でしかなく、自ら学問をするのには程遠いということは自覚している。大丈夫。
私の通う大学では、研究室に配属されて実験だの質問紙調査だのをやって分析、考察、プレゼン、論文(のようなレポート)作成という恐ろしくボリューミィな授業がある。研究室によって違うのだとは思うが、私は、授業のない日は毎日実験、分析、発表の準備をしていた。2年の秋は意外と忙しいということを教授陣は知らないのだろうかという感じではある。
研究室にいると担当の教員の他にも教授や准教授、院生さんたちがいてなかなか刺激的な環境だった。やっぱり研究者を志す人はちょっと変だなあと思った。完全に偏見だが。あと、心なしかみんなラットに似ている。
卒論を書く研究室を、来年の今頃には決めなければいけない。ありがたくも担当教員から「行くとこ無いなら今回の実験の続きしてよ」とは言っていただいている。まあ冗談というか、本当に誰でもいいのだとは思うのだけれど。
今回実験させていただいて、一緒に結果を解釈していただいて、すごく楽しかった。でもたぶんこれは、背景をしっかりと教えていただいて、知識をしっかりとつけさせてもらえたから。その分野に興味があって云々といった類のものではないことは分かっている。
本当にこの学問でやりたいこと・面白いことを知るためには、今回いただいた知識と同じボリュームのものを他の分野においても獲得しなければならない。そうしないとその分野の面白みに気づくことができない。なんて途方もない。
ただ、色々あって時間だけはある。とりあえず、勉強しよう。