怠惰

怠惰である自分が嫌いという怠惰を。

CRCK/LCKSライブ『Martian Clouds』@新宿MARZに行ってきた

7月2日にCRCK/LCKSのライブに行ってきた。この状況なので行くか行かないか少し迷ったが、Twitterで見た限りかなりの倍率だったっぽく、当選したなら行かなくては...という使命感に駆られたため行った。ちょうど東京での仕事があり、翌日が休日というスケジュールだったというのもある。

仕事の終わりが伸び、池袋から新宿MARZまでタクシーで向かった。雨が降っていた。運転手さんがそのライブハウスの存在を知らず、少々迷ったのもあり、到着したのは対バン相手であるモノンクルの1曲目途中だった。

 

元ベーシストの角田さんが所属するモノンクルではあるが、私はそれまで一度も曲を聴いたことがなかった。つまり、どれもはじめて聴く曲ではあった。けれど、吉田さんの力強いボーカルと角田さんのベースのグルーヴ感に、自然と体が動いた。吉田さんのボーカルはしっかりと観客とつながっていて、心を通わせながら歌っていることが感じられた。数年ぶりに生のライブに参加したというのもあってだろうが、めちゃくちゃ、楽しかった。

 

もっと聴いていたいな~というところでCRCK/LCKSにバトンタッチ。クラクラのライブ、控えめに言って最高でした。超興奮した。

角田さんがいるということもあってか、曲はどれも2018年に発表したアルバム『Double Rift』以前のもの。私は特に初期の曲が好きでよく聴きこんでいたので、本当にうれしかった。

さらに箱の小ささや観客の少なさによって、バンドのメンバーほぼ全員を視界にとらえながら曲を聴くことができる環境だったというのも良かった。この状況が終わったらこんなにいい場所でライブに参加することなんてできないんだろうなあと切ない気持ちになった。

特によかったのは、『Shower』『窓』『傀儡』『ながいよる』。『ながいよる』はゲストに吉田さんを迎えてのパフォーマンスだった。それを知ったとき、私は正直嫌だなあと思った。小田さんの、クラクラの『ながいよる』が聴きたいと思ったからだ。でも、本当に最高のパフォーマンスだった。吉田さんと小田さん、スタイルの異なるふたりのボーカルの化学反応は、1+1を無限大にしてみせた。すごい夜だった...。

あと、ただただ個人的に傀儡が好きなので、刺さった。聴くときの状況によって思い浮かべる相手や気持ちが変わる。音楽って本当に面白い。

あと、Showerのときに特に思ったのが、小西さんのボーカルが超いいってこと。

 

結局、最高だった。本当に行ってよかった。これ以上のライブをこれからの人生で経験できるだろうか?と不安になるくらい最高だった。前回のクラクラのライブの途中に立ちくらみを起こして退出してしまったので、リベンジを果たせてよかった。9月にあるらしいO-EASTでのライブにも絶対行きたい。

 

 

クラックラックスのテーマ

クラックラックスのテーマ

  • provided courtesy of iTunes

 

 

傀儡

傀儡

  • CRCK/LCKS
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes